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『アイ・アム・ナンバー4』原作小説の和訳を先に出版すべきだった

『アイ・アム・ナンバー4』の原作ははピタカス・ローアが著した
SF仕立てヤング・アダルト・フィクション小説。
主人公は自分に課せられた使命に苦悩する異世界から来た青年、
その主人公を倒すことしか生きがいが見当たらない没個性な敵軍団、
それぞれ異なる超常能力を持つ9人の仲間…

指輪物語とサイボーグ009の合体技かよ!というツッコミは無粋だ。
ヤング・アダルト・フィクション、すなわち日本で言うところのラノベでは、
物まね、いただきは許されている!要は面白ければいいのだ。

近ごろ見つかったヒット映画の鉱脈は何といっても漫画。
それに続くのはライトノベルではないか。
中学2年生の妄想を具象化しており、ゲームと互換可能だからだ。
これは日米に共通する事態だ。

米国では既にアメコミ原作のスーパーヒーローものが大ヒット。
となれば、ラノベに相当するヤング・アダルト・フィクションが
取り上げられるのは当然の流れ。

『トワイライト』(ステファニー・メイヤー著)の映画化が成功したことで、
この流れが加速するだろう。

『アイ・アム・ナンバー4』の内容は
…原作のファンは観に来るだろう。
お話が登場人物の紹介で終わっている、などと文句を言う奴は原作を読んでおけ!
映画だと思うからいけない。これは少年動画配信媒体のコンテンツなのだ。

造りが粗く、役者が安そうなのは致し方ない。
ハリー・ポッターはあくまで別格。
危なっかしい原作に金をかけるなど、
リスクマネジメントの何たるかを心得ない者がやらかす大まちがいだ。


アイ・アム・ナンバー4
2011年7月8日公開

(C)DreamWorks II Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.
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テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『マイティ・ソー』週刊少年動画の創刊は近い

落剥したヒーローが挑戦する心を取り戻してカムバックという、
米国人が大好きな黄金パターンのストーリー。(『ロッキー』など例多数)
キャラクターの元ネタは北欧神話おなじみの面々。

アメコミ原作の量産CGアクション映画かよ、と見下すのは簡単だが、ちょっと待て。
この手の作品を映画というフォーマットの枠内で評定してはいけない。

実は『マイティ・ソー』はまもなく漫画に取って代わるであろう、
"週刊少年動画"配信のさきがけとなるコンテンツのひとつなのだ!
すなわちCG技術に後押しされて漫画とゲームから昇華した、
新しいコンテンツ・フォーマットの先駆として考えるべきだ。

だから舞台設定がありきたりで、キャラクターに深みが欠けており、
展開にご都合主義が見え隠れしていても、批判される所以とはならない。
観客の脳髄を刺激して「すげぇー」「面白い」という興奮状態を
励起できれば成功なのだ。

技術の進歩は恐ろしいもので、
どんな刺激の強い場面もコンピューター上で制作できる。
制作費用も技術の発展に逆相関するように低下していく。
高い出演料をとる俳優を起用する必要はない。CGで代替してしまえ!

近い将来にティーンの欲求を満たす動画作品が
現在の週刊連載漫画のように供給されることは必定!
「週刊少年動画ジャンプ」の創刊はすぐそこまで来ている。


マイティ・ソー
2011年7月2日公開

TM & (C)2010 Marvel (C)2010 MVLFFLLC. All Rights Reserved.

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ラスト・ターゲット』高倉健主演の西部劇か!?

急がない、トリッキーな撮影手法を用いない、
セリフと音楽は最小限にとどめ、
ワイヤーやらCGやらでアクションを底上げしない。
すなわち、いっさいの「過剰」は排除する。

大丈夫か?今どき、こんな方針で映画を作って?
それをやってのけた『ラスト・ターゲット』は
全編に昔の西部劇の雰囲気があふれる作品となった。

ジョージ・クルーニーはいつもの粋な伊達男ぶりを抑えまくり。
日本の役者がこれをやったら、まちがいなく「高倉健のようだ」
と評されただろう。

主演女優のヴィオランテ・プラシドはいいなあ。
日本でも人気を博しそうだ。

ラスト・ターゲット
2011年7月2日公開

(C)2010 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』最強パターンを確立した、文句なしの面白さ

世の野郎どもにとって、
女抜きでやらかす仲間内でのばか騒ぎほど楽しいものはない。
これを認めない男は大嘘つきか、タマなしだ。

しかるに男はいつか一家の大黒柱になることが社会的に期待されている。
いつまでも馬鹿騒ぎに興じていることは許されない。
結婚は「楽しい少年時代」におさらばする契機だ。

しかし、野郎どもの魂の奥底にはいつまでも少年が息づいている。

男たちが心の奥に押し込めた少年時代への郷愁を解放し、
自由に大暴れさせてやった、
『ハングオーバー!!』が大うけした核心は、そこにある。

さらに、まず結末を示しておいて、
そこへ至る道程を少しずつ明らかにするミステリ仕立てプロットが
大成功した。

「野郎の魂解放」×「逆算のミステリ」が最強パターンであることを
『ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える』は証明した。
このパターンさえあればいくらでも作れるのじゃないか?このシリーズ。


ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える
2011年7月1日公開

(C)2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

『SUPER8/スーパーエイト』これぞ夏休みに観たい映画

ハラハラ、どきどき、
楽しくって、結構怖い。
まさにこれぞ夏休みに観たい映画だ。

お話は姑息なひねりを入れない正攻法。
特殊効果を惜しみなく、かつ効果的に使い、
俳優たちの演技も好感がもてる。

観終わって「わー、すごい!面白かった」というだけの映画、
と決め付けることもできるだろう。
しかし今や、そんな作品との出会いは貴重だ。
作家性を出したいがために変に肩肘張ったつくりになったり、
マーケティング戦略の部品に堕した娯楽作が山ほどある。

・・・いや『SUPER8/スーパーエイト』にも作家性、というか
J・J・エイブラムス監督の嗜好があふれかえってはいる。
スピルバーグが70-80年代に制作した作品が大好きなんだろうなあ、この人。


SUPER8/スーパーエイト
2011年6月24日公開

(C)2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

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